松平郷を訪ねて!


本日休み。今週は不規則な勤務状況なのであります!


せっかくの休みですので、先日訪れた岡崎城、松平郷、猿投温泉の旅についてのご報告をすることといたしましょう。
まずは日曜日、仕事を終えてから品川駅へと向かい、「こだま」に乗車。
なぜこだまなのか?それは宿泊地が三河安城だからです。
岡崎城や松平郷をまわるには、三河安城を起点にするのがいちばん効率的なのです。


新横浜で同行する後輩と合流し、「のぞみ」や「ひかり」に追い抜かれながら、ゆっくりのんびりと三河安城までいきました。
ほんとは「のぞみ」で名古屋までいってから1駅戻った方がはやいのですが、運賃も高くなりますし、なんとなくもったいない気がしますからね。


ホテルにチェックインし、三河安城駅の裏手にある居酒屋で一杯。
翌日に備えて早々に休みました。


さて翌日。いよいよスタートです。
前夜は雨がぱらついていたお天気も、本日はまったくの晴天。
晴れ男、ここにあり!


駅前でレンタカーを借りて、まずは岡崎城へ。
平日ということもあり、駅周辺からしばらくは通勤渋滞に巻き込まれながらも、ほぼ予定通り10時すぎに岡崎城に到着。


お目当ては岡崎城、および三河武士のやかた家康館で開催されている「家康と三河」展だったのですが、同館にてたまたま同時に開催されていたのが 「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」
以下、ところどころにエヴァな写真が紛れ込んでおります(笑)
たとえばこんな感じ。

家康館はあとに訪れることにして、まずは岡崎城へ。
ちょうど紅葉の時期でしたので、赤や黄色に色づいた木々のうしろに岡崎城の威容がみえる様は、たいへん美しいものでした。

城の手前には「城ネコ」が!

くるっと振り向いたところをばっちり望遠で捉えました。
うーむ、なかなかの美ネコちゃん。

青空に映える岡崎城もまた、すばらしいですね。


ひとしきりお城を堪能した後は、家康館へ。

同時にみることができましたので、エヴァ展にもいってきました。
今回の展示では、エヴァに出てくる武器を日本刀で再現したものが展示されていたのですが、作品の出来映えもさることながら、日本刀の製作過程に関する資料も数多く紹介されており、そちらの方面でも充分に満足させていただきました。
なお「家康と三河」では、本多忠勝公の肖像をはじめ、いくつかの興味ある資料が展示されておりました。


なんだかんだで1時間以上滞在してしまいましたので、やや急ぎ目で次なる目的地、松平郷へと向かいました。

松平郷は、いわずとしれた徳川家のルーツとなる松平家発祥の地であり、一帯は「松平氏遺跡」として、国の史跡に指定されています。
ここ数年、観光地としての力を入れ始めており、ブログTwitterなどを駆使した情報発信が盛んになされています。
かくいう私も、歴史やら城やらについて多数つぶやいておりましたところ、松平観光協会チカウジくんよりTwitterでフォローされております。
もともと行こうと思っていたところでしたので、事前に観光パンフレットを送っていただくなど、うかがう前から大変お世話になっていたのでした。


まずは松平観光協会にご挨拶。
パンフレットのお礼などさせていただきつつ、情報をいただきました。
チカウジさん、にこやかにご対応いただきありがとうございます!


ご挨拶を済ませまして、いざ松平郷へ。
まずは松平東照宮にてお参り。

さすが徳川氏のルーツ。あちこちに葵御紋があしらわれております。

いやー、さすがは葵御紋の郷ですなあ。

裏手にはすばらしい紅葉がみられました。

ちょうど日差しが降りそそいできて、燃え上がるような色に辺り一帯染まっておりました。

続いて、松平家の祖、松平親氏公の銅像を拝見。

どうです、このバタ臭い(失礼)お顔立ち!
でも、なんともいえない威容があります。
ご本人も意外とこういうお顔立ちだったのかもしれませんね。

続いては坂を登って松平氏菩提寺「高月院」へ。
なかなか趣のある坂となっております。


高月院、さすがの佇まいです。

手水にて身を濯いで・・・

初代親氏、二代泰親、四代親忠夫人のお墓にお参り。


江戸時代への興味を抱き始めた小学生のころ、滝田栄主演の大河「徳川家康」(1983年)で見て以来、いつかは訪れたいと思っていた松平郷。
ついに念願叶いました。
予想以上にすばらしいところでした。
今回は奥殿陣屋が閉館していたこともあり、まだまだ十分に堪能したとは言い切れません。
「また訪れますよ」と心に誓い、次なる目的地である猿投温泉に向かいました。



猿投温泉は、日本有数のラジウム泉。
ここも一度訪れたいと思っていた温泉でした。

平日の夕方というのにお客さんでいっぱい。
ゆっくりとラドン温泉につかって疲れを癒したあとで、ちょっと遅めの昼食。
入浴料とセットで食べられる自然薯をつかった「とろろ定食」。
これがまたうまい!
ネバネバトロトロの地味あふれる自然薯の旨みを堪能させていただきました。


その後、レンタカーを走らせて三河安城駅に戻って車を返却し、JRで名古屋駅にむかい、帰りは「のぞみ」で帰京。

実質的な滞在時間は1日に満たないのですが、密度の濃い旅をさせていただきました。
やっぱり歴史のある地域はいいですね。
そしてその歴史を活かして地域興しに励まれている方がいると、一歴史ファンとして、心から応援したくなります。
また機会を見つけて訪れたいと思います。

またいくぞー



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