雪っ子を連れて

本日仕事。先ほど出張先の能登・金沢より戻って参りました。

日々のニュース等でご存じのとおり、まさに大雪の真っ最中に北陸まで出向いたわけですが、本当に大変な雪でした。
まずは羽田から能登空港に飛んだのですが、機内アナウンスで「能登空港に着陸できない可能性があります」とのこと。
果たして着陸時、これまでに経験したことのないレベルで揺れました。
飛行機には乗り慣れている私も、命の危険を覚えるほどの揺れ。
無事に着陸できたときはほっと胸をなで下ろしました。
乗客からも思わず拍手が出ましたしね。
こんなフライトは、ほんとうに初めてのことでした。


空港から目的地までは海岸沿いを車で走っていったのですが、冬の能登の風物詩である「波の花」が見られました。
寒くて海が荒れて波が高い日に見られるという波の花、まさにそういう天候だったわけですね。


能登は本来、あまり雪の積もるところではないのですが、この冬は例外のようで、写真のように一面の雪景色が広がっておりました。




















南国出身の私としては、やや興奮するところもあるのですが、そんなこといってられないくらいの大雪でした。
もちろん寒かったですし。


とはいえ滞在中はそれほど大きな天気の崩れがあったわけではなく、仕事も順調にこなすことができました。
それに、海が荒れていていい魚が入っていない、といわれていたにもかかわらず、毎晩出てくる魚介類の旨いこと!
仕事の疲れもふっとびますね。


また最終日に立ち寄った金沢では、別の仕事に使えそうないいものも入手できました。
いい仕事ができたという満足感で帰途につきました。

それにしても東京もまだまだ寒いですね。
羽田空港に着陸したときも雪が舞っていました。
あたかも北陸の地から雪っ子を連れてきたかのようでした。


さて、明日もまた仕事です。今日は早めに寝るとしましょう。


雪積もる 目に美しく 身にこたえ