*[想い] 2010年度を振り返って

龍馬とお龍(塩浸温泉にて)

本日休み。お世話になっていた職場の方々への別れのご挨拶は昨日中にすませ、今日はゆっくりしております。

さて、今日で2010年度がおわります。

思い返してみれば、2010年度は大変な1年でした。

まずは我が郷里、宮崎県で相次いで起きた様々な問題。

4月は口蹄疫問題で多くの牛や豚が殺処分されてしまい、畜産業の方々をはじめ、様々な業種の方に多くの影響が及びました。
それがおさまったかと思えば今度は鳥インフルエンザが発生。
さらには新燃岳が大噴火と、我が郷里は次々と大変な目にあっています。
あまりに多くのことがありすぎて、口蹄疫問題はもっと以前のことだったかのような気さえするのですが、これはすべて一年間でおきたことなのです。


「こんなに大変なことがなぜ宮崎にばかり・・・」
そう思っていた矢先に、3月にはあの大地震が起きてしまいました。
宮崎で起きた被害は、これまでの宮崎県の歴史の中でも最大規模のものであったと思います。
しかし、それさえも上回ってしまう惨状が、日々テレビを通して伝わってきます。


そんな2010年度も今日で終わり。

2011年度は、この1年におきた様々な問題の影響を色濃く受けながらのスタートとなります。
そこで大事なのが、ちゃんと過去におきたことを記録し、受け継いでいくことだと思います。
2010年度に何がおこり、それに対してどのような対応がなされたのか。その対応の結果、これから何をしていかなければならないのか。
過去のことをきちんと記録に残し、未来にとるべき選択を考えていく。
その積み重ねの上に、より良い復興の道もひらけるのではないでしょうか。


それでは、2011年度も「まるこう本舗」をどうぞよろしくお願いします。



厳寒の 後に花咲く 春が来る