*[趣味] 復活!

ダン・エッティンガー

本日仕事。なかなか暖かくなってくれませんね。天気も降ったり晴れたりと安定しません。
もう4月にはいって一週間たつというのに・・・


さて、少し前の話になってしまいましたが、先日の日曜日、東京フィルの演奏会にいってきました。

 第784回オーチャード定期演奏会 2010年4月4日(日曜日)

 Bunkamura オーチャードホール
 指揮:ダン・エッティンガー
 マーラー交響曲第2番 ハ短調「復活」


今回は東フィルの第8代常任指揮者に就任したダン・エッティンガーの就任披露公演も兼ねていました。
しかも演目がマーラーの「復活」ですからね。
マーラー好き、特に「復活」好きの私にとって、外すことのできない公演でした。


お客さんもたくさん集まっており、開場10分を過ぎてもホールへの入場がおわらないほど。
もちろんホールもほぼ満席でした。
ちなみに舞台も、立錐の余地がないほどに満席(笑)
「復活」ですからね〜


さて、肝心の演奏ですが・・・・・・


Excellent!!!!!!


すばらしい音楽を堪能させてもらいました。
第一楽章の冒頭を、かなりゆっくりめに、かつリズムを揺らして入ったときは、このままのペースでやれるんだろうかと少々どきどきさせられましたが、指揮も見事にオケをコントロールし、オケも指揮者にきっちりついて行く。
本当に相性がいいんだなと思わせる演奏でした。


弦の響きも重厚でしたし、金管ブリリアントな響きをずっと保ち続けていました。
そして舞台裏での演奏をしていたラッパの音が実に美しい。
あれは、ホールで生で聞いてこその響きですね。
最後の合唱も、特に男声パートが深い声質でうたってくれていました。
なんというか、壮大な大河ドラマを聞かせてもらったような感じです。


なお演奏後、今回は特別に、エッティンガー&東フィルでの演奏をライブ録音したCDを購入した人向けに、エッティンガーサイン会が開催されました。
かなりの人が並んでいましたが、さすがですね、実ににこやかに、そして丁寧にサインをしてくれました。
一緒に写真にうつしてもらう人もたくさんいて、なんだかいい雰囲気でした。
こういうファンサービスも重要ですよね。


これまで何度も聞いてきた東フィルですが、年々演奏レベルが上がってきているように思います。
来年で創立100周年を迎える東フィル、これからも応援しつづけていきたいと思っています。



姿無き 巨人の息吹 鳴りわたり