*[趣味] 残念!朝青龍角界を去る

朝青龍関、ごくろうさまでした!

本日仕事。いやはや、ほんとに寒いですね。立春だというのにまだまだ春は先のようです。


仕事も終わりに近づいた本日夕方に飛び込んできたのは「朝青龍引退」のニュース。


正直、ショックでした。
日本はいつからこんなに了見の狭い国になってしまったのでしょうか?


若貴人気以降の、衰退しつつある角界を盛り上げてくれた彼の存在を、なぜ評価してくれないのでしょうか。
原理主義相撲ファンには申し訳ありませんが、私は、国籍がどうだの、生まれがどうだのということで、関取の価値が決まるとはとても思えません。


日本の伝統としての「相撲」にそのみを置き、努力精進したという事実は、疑いようもないことです。
7年もの間、横綱に在り続けたのですからね。
品格がないと言われようが、その事実は認めないわけにはいかないのではないでしょうか?


私ははっきり言えると思います。
たしかに彼は一時期の角界を支えていたということを。


そんなことを忘れたかのように、あのマスコミ、そして観客の彼に対する扱い。
何が品格ですか?我々日本人こそ、人を敬うといった日本人のもつ美しい伝統を失っているのではないですか?


私はしばらく、相撲への関心は持ち得ないことでしょう。
こんな骨抜きになった相撲界におもしろさを感じることは、正直なところできません。
いったいどの力士が、白鳳関とあれだけの力相撲をとることができるのでしょうか・・・


朝青龍関、どうぞこれからは、いろんなしがらみから離れて、その魅力を十分に発揮してくださいね。
応援していますよ。



身を捨てし 除災の後に 鳩つどい

砕け散る 路傍の君や 春迎え