*[趣味・娯楽] 年末といえばやはり・・・

ホールのようす

本日休み。今日の東京は空もきれいに晴れ上がり、しかも少し暖かくて過ごしやすい一日でした。
その天気に誘われ、早々に洗濯物を干し、午後から横浜みなとみらいホールにいき、年末恒例イベントの1つ、「第九」を聞いてきました。

詳細なプログラムは以下の通り。


指揮:広上淳一
トランペット:オッタビアーノ・クリストーフォリ【日本フィル客演首席奏者】
ソプラノ:釜洞祐子
アルト:重松みか
テノール錦織健
バリトン:河野克典
合唱:東京音楽大学


ハイドン/トランペット協奏曲
ベートーヴェン交響曲第9番《合唱》


いやはや、堪能させていただきました。
ハイドンのトランペット協奏曲も、ソリストブリリアントな響きがマッチした好演でしたが、なんといっても第九!

オーケストラの演奏はもちろんのこと、割合としては女声パートよりも少ない男声パートが重厚な声を響かせ、合唱を下支えしていました。
ホルンも相変わらず調子よかったですし。
広上さんの情熱的な指揮ぶりもたいへんよかったです。
また第2楽章のティンパニー、第3楽章の弦楽器パートによるアンサンブルもしっかりと決まっていました。

日フィルはここ数年何度か聞いていますが、本当によくなっていますね!

年末に第九を聴くという、いってみれば「定番」の行為ではありますが、定番には定番なりの意味があるのだなと改めて思わされました。
年末に、今年1年を振り返りながら第九の1〜3楽章を聴き、そして4楽章の「歓喜の歌」で次の年への活力をもらう。
年末だからこそ第九なのですね。


今年も残り少なくなってきましたが、来年に向けてのパワーをもらえた今日の演奏会でした。




天上の 響きの波に 歓喜満ち