*[想い] また会う日まで。

ご開帳中の善光寺さん

本日仕事。

しばらくぶりの更新ですが、皆様お変わりございませんでしょうか。

私は仕事の関係で、昨日まで信州は長野へ行っておりました。しかも日程前半、悪天候の中、6年ぶりに(数えで7年)あの「善光寺さん」の前立本尊様のご開帳へ行くことが出来ました!

寒さ、また雨と必ずしも良い天候ではありませんでしたが、たくさんの皆様と共に再び「ご縁」を結ぶことが叶いました!
本当に良いタイミングでした!(実は日程後半もあまりにも好天だったもので、仕事終了後に再度お参りしてきました・・・写真はその時のものも入れてます。)

それにしても言葉は悪いですが「善光寺さん」の集客力!やはり侮れません!
このような名刹が我がふるさとにもあれば・・・東■原さんの後光ばかりに頼らずともやっていけるのに・・・。
ただそのような俗っぽいレベルではなく、「善光寺さん」は何度行ってもその度にいろんな良さを発見できる場所です。多くの人を引きつけるだけの魅力は確かにあります!

  

そんな「善光寺さん」で今回の心にしみた風景。そう、境内の一郭に設けられた、過去の「回向柱」達が休む空間です。

もっとも原形を保ちながらも、確かに古ぼけている柱こそ、平成15年、確かに私が願いを込めてさわった、あの回向柱の姿でした。
丸6年の風雪に耐え、ここで我々祈り人の平安を見守るかのように佇む回向柱さん。
現役の回向柱をさわった後でしたが、何となく有り難く、感謝の気持ちの高まりで、再び6年ぶりにさわらずにはいられませんでした。
「本当にありがとうございました」そんな使い古された言葉しか私には浮かびませんでしたが、その言葉の重さと、それが心からのものであったことは当の私が一番理解しております。

古い知人に会った後のように、若干の寂しさ、名残惜しさを抱きながら境内を出ましたが、私はまたきっと次の6年後にもこの場所を訪れるような気がします。
あの美しく天にそそり立つ若者のような回向柱が、6年後に煤けた姿でこの安息の地に立っている姿を見舞いに。

またお会いしましょう・・・。


人々が願いを込めし 御柱に また会いたしと 願う御縁日