*[趣味・娯楽] シカゴ・カブス優勝!

シャンパンをかけられる福留

本日仕事。今日は1日雨模様でしたが、行きも帰りもちょうど雨の降っていないときだったので、運良く雨にはほとんどあわずに過ごせました。

さて、ご贔屓チームの不調から、最近野球を観戦する気持ちすら薄れかけていたときに、海外からうれしいニュースが飛び込んできました。

ナショナル・リーグ中地区で、シカゴ・カブスが2シーズン連続の地区優勝を決めたのです!!



今年から福留くんもお世話になっているカブスですが、メジャーリーグ設立以来の老舗チームで、しかもホーム球場のリグレー・フィールドは、ボストン・レッドソックスのフェンウェイ・パークに次いで2番目に古いボールパーク。昔から好きなチームです。


ところで、このリグレー・フィールドでは、今でもナイトゲームがあまり開催されていません。
そもそも球場ができた1914年から1988年まで、夜間照明の施設がなかったのです。


これは、球団オーナーのフィリップ・リグレー氏の「野球は太陽の下でやるものだ」という言葉が、シカゴの野球ファンの共感を得たためなんだそうです。
太平洋戦争のために鉄を供給しなくてはならなくなり、そのために照明施設の設置ができなかったというのが実情のようですが、説得力のある言葉だけに、これがそのままリグレー・フィールドの電燈、ではなく伝統になったんですね。


そういう経緯があったので、諸般の事情により夜間照明施設の建設が決まったときには、たいへんな反対運動がおきたんだそうです。
ナイターの試合を多くした方が、テレビの放映料は稼げるし、お客さんも球場に足を運びやすくなるし、なにより選手達が暑いなかで試合をする回数が減って疲労がたまりにくくなるのですから、むしろ賛成する人たちが多くなりそうなものですが、やはり伝統を大事に思うファンがたくさんいたということですね。
こういうところも、シカゴ・カブスが好きである理由の1つです。


このカブス、実は1945年以来、リーグチャンピオンから遠ざかっています。ワールドチャンピオンからはなんと1908年以来遠ざかっているんです。
今年は奇しくも2008年。前回のワールドチャンピオンから100年がたった今年こそ、世界一の称号を勝ち取ってもらいたいものですね。
がんばれ!カブス!!



小熊でも 100年経てば つよいクマ