*[趣味・娯楽] 「巨人」。。。ってジャイアンツじゃないですけどね

グスタフ・マーラー

本日仕事・・・でしたが、午後から休みをとって、後輩くまとともに東京フィルハーモニー交響楽団の「響きの森クラシックシリーズvol.23」を聴きに、文京シビックホールに行って参りました。

プログラムは以下の通り。

指揮:金 聖響

ピアノ:小山 実稚恵

プログラム:

モーツァルト/ピアノ協奏曲第21番

マーラー交響曲第1番「巨人」

これに「指揮者の選ぶ1曲」として、ブラームスの「悲劇的序曲 作品81」が冒頭に演奏されましたが、なんといっても「巨人」(タイタン)です!

先行の2曲を聴くに、シビックホールの構造がクラシックの演奏には若干厳しい感じをうけ、心配しておりましたが、全くの杞憂でしたねぇ。
管楽器のフレージングもすばらしかったですし、弦楽器もうまく響きあい、パーカッションの軽快なスティックワークも美しく、各セクションがそれぞれ自分たちの果たすべき仕事をきっちりとこなしているという感じが客席まで伝わってまいりました。
聴いていて「えっ?」と思うような箇所もありませんでしたし・・・。

指揮者の金聖響さんは私とほぼ同じ年齢なのですが、そうであるとは思えないほどの牽引力で、しっかりとオケのメンバーを引っ張っていました。

クラシックファンの私、もちろん金聖響さんの名前は知っていましたが、指揮ぶりを直接観るのははじめて。
金さん曰く、「重度の花粉症」とのことで、体調は万全ではなかったようですが、なかなかどうして、すばらしいものでした。これからも追っかけていきたい指揮者ですね。

さてさて、すばらしい「巨人」を聴き、帰宅の途についたのですが、その途中、通りがかった東京ドームでは、「アスレチックスvs巨人」のエキシビションマッチが開かれていたようですね。

マーラーの「巨人」は、各メンバーが「当て」なきゃ鳴らない曲ですが、こちらの巨人にはシーズンインしてもしばらく不発でいてもらいたいものです・・・。
・・・がんばれドラゴンズ!!

一音の 妙なる響き 心打ち