*[趣味・娯楽] 「弾切れ」覚悟で・・・。

東京オペラシティコンサートホール

本日仕事。来年度実施のイベントに向け目下準備中のわたくし・・・。何とか素晴らしいものにしたいなあ〜と頑張っております。

さて、先日来実施中の「クラシック巡礼(!?)」。今日も仕事終了後行って参りました!

前回のブログでは「弾切れ」の心配などをしておりましたが、やはり・・・「ん〜っ・・・行くべきか、行かざるべきか!・・・えい!!今日もマーラーじゃ!「音の洪水」行かずばなるまい!!!」と矢も楯もたまらず行って参りましたのは次の公演であります。

東京フィルハーモニー交響楽団
第36回 東京オペラシティ定期シリーズ

2月14日(木)午後7時開演 東京オペラシティコンサートホール(初台)
マーラー作曲 交響曲第6番「悲劇的」
指揮:ダニエル・ハーディング


オペラシティのホールは初体験だったのですが、いや〜良いホールですね。太い私が席に座った感じも中々だし、器自体どこかのメジャーホールのレプリカといった感じのしないオリジナリティーを感じられ、また天井に向け四角錐というか切妻屋根っぽい形に空間が広がっており(ピラミッドパワーが得られそう・・・)、その他の内部構造もかなりの凝ったつくりとなってるようです。

私自身は1階後方で聴いておりましたが、マーラーのあのダイナミックなff(フォルテシモ)が鳴り響いても、あの嫌な「ガシャッツ!」という音のブツカリ感も全くなく、心地よいハーモニーの中にしっかりと楽器夫々の響きも聞き分けることのできる、良いホールだなあと感じました。

で、肝心の演奏の方ですが・・・決して「悲劇的!」何てつまらないジョークを言うつもりはありませんよ。
本日私と同じ時間を共有した皆様に押しつけがましい感想も述べたくありませんし、また明日のサントリー公演を聴かれる方に、変な先入観を持っていただきたくはないので、細かなコメントは差し控えますが、全体的に私は「好演」だったとおもいます。ハーディングの指揮もすばらしかったですし、東フィルの演奏もなかなかだったと思いますよ。

今更言うまでもないですが、生の演奏から得られるものの多さから考えれば、少々の「こと」など・・・無問題!これが嫌だ、あれがヤダ等ばかり言っていては、たくさんの合成保存料、合成添加物の入ったCDのみを家で食すことになってしまいますから。

健康的な音楽人生を送るためにも、私は「よく食べ、よく噛み、よく味わうこと」こそが鑑賞の本質であり、また大事なことのように思うわけであります。


天響き 我が身も包む ハーモニー

マーラー:交響曲第10番

マーラー:交響曲第10番