*[holiday!] 旬を知る。

彦根城 佐和口

本日定休日。ハッキリとしない天気と相変わらずの蒸し暑さ。ホントどうにかならないものでしょうかねぇ〜。
九州をはじめとした西日本の一部は「梅雨明け」したとのこと。関東も早く梅雨明けしてほしいもんです。

さて、先日より気になっておりました大相撲ですが、日曜日の千秋楽で期待の琴光喜、残念ながら稀勢の里に突き落としで敗れ、結局は優勝の常連である横綱朝青龍の優勝で幕が閉じることとなりました。
ただ琴光喜ですが、今回の好成績が評価され、いよいよ念願の大関昇進へと運びそうであります。
ちょっと早いですがおめでとうございま〜す!今後とも応援させてもらいますよ〜。

琴光喜大関昇進ですが、31歳で最高齢?!の昇進とのこと。私らの業界では考えられません!30代なんてまだはなたれ小僧あつかいですから・・・。スポーツ選手の寿命は短いとはいえ、20代である程度地位を築かねばその先の昇進の希望が薄い角界。やはり厳しい世界であるといわざるを得ません。30代半ばを過ぎ、いよいよ後戻りができねぇ〜よ〜と騷いでいる私は、力士の皆様から見れば、冷静に物事が見れていない、差詰め愚か者といったところでしょうか。

学問はやりたいと思った時期が「旬」。60歳過ぎて日本の寸法測った偉人もいますし。

対して人間の肉体的要素に、ある意味その「旬」が規定されてしまっているスポーツ選手達。
私たちはその選ばれた才能の持ち主達の、いわば限られた「旬」の時期に発揮する、その限界に近いパフォーマンスを見て、その「技」に心ひかれ、感動し、応援し、そして絶え間ない拍手を送り続けています。
それは人間のある時期にのみ発揮しうる眩い光のようでもあります。
一方、年を重ね、その光から徐々に解き放たれてゆくとき、その輝きを少しでも保とうとする選手個人の努力も垣間見られるわけですが、私たちはそんな彼らの姿を見ても、やはり激励の拍手を送りたいと思うのです。

一瞬の 輝き見つめ おどる胸