*[趣味・娯楽] 見るツボ!

松代 武家屋敷塀

本日定休日。しばらくの春日和もどこへやら。外ではしとしと雨が降り、気温も体感ではありますが、かなり下がっているようです。疲れが蓄積している中、こんな天気が続いたら体調がへんになってまうがな・・・。どうにかならないものでしょうか。

こんな時は気晴らしに・・・という気持ちにもなるのですが、必死に自分の仕事している(だろう?)人たちに迷惑をかけるわけにもいかないと思い直し、ならばと私はこたつの中で、撮りだめていたNHK教育美の壺」10連発!ときめこみ、見続けておりました。ん〜っ。たまに気になるテーマの回に限り見ていた番組ですが、やはり、かなり私の趣向に合います(谷啓さんの住むあの家にお呼ばれして〜っ!)。本当に見ていて面白いし、勉強になります。対象年齢は高めに設定しているのでしょうが、日本美術、歴史系好きから、私のように若くても「骨董趣味」のある人はかなりこの番組、引きつけられる内容であると思います。

ところで大きな意味での美術(骨董もそうでしょうが)鑑賞では、基本的として「美しい」、「すばらしい」、「いい〜」、「ほしい(?)」などの気持ちさえあれば、見方、鑑賞ポイントなどといったルール設定は不要であるように思います。そんな世界に方法、見どころ、楽しみ方のコツなどを設定して、ある種の「ハードル」のある世界を乗り越えやすくする手段を設定するというのは、まさに日本人的な発想のように思われます。ただ日本人のすごいところは、その「ハードル」の越え方自体を「道」として新たな学びのカテゴリーにしてしまうところじゃないでしょうか・・・。ひじょうに興味深いです。

かくいう私も、谷啓様を教祖とした、このNHK教育「壺道」にはかなりはまってしまっているのかも知れませんが・・・。ただ月謝は安いですよ!隔月払いの受信料だけですから・・・。

学びける おのが姿に 惚れ直し