*[holiday!] 道具へのこだわり。

直入 ラムネ泉

本日久々に週末の休み。明日は仕事ではありますが、ちょっとしたこの1日の休みが、来週の仕事の原動力となってくれることでしょう。

さて私、「CONTAX」の小さなデジタルカメラを愛用しております(デジカメはその他一眼のNikonほかがありますが・・・)。調査、旅行、仕事をはじめ様々な場面で活躍してくれる「名機」でありますが、そのカメラが、先日I区にてのさくらの撮影中に調子が悪いことに気付き、しばらく疎かにしていたメンテナンスのつもりで、Y楽町にあるメーカー(京セラですね)のサービスへ持参しました。
そこでは、もし修理が必要な状況であれば、電話連絡をいただいたうえで(修理見積をだしてもらい)こちらがOKできる範囲であれば(適切な修理金額であったら)早々に修理してもらうようお願いしておきました。
結局、修理に入れる前にサービスからレンズの駆動系の部品がダメになっていて、交換が必要とのこと連絡があり、しかも修理費用は安めのデジカメが買える程度の値段とのことでした。

このメーカーの回答に、私は部品の値段には落胆したものの、迷い無く修理依頼をおこないました。
それは、私がフイルムカメラを使っていた時代から「CONTAX」のカメラを愛用し多くの写真を撮影したこと、「CONTAX」のカメラが生み出す画像の輪郭、色合い、そして言いようのない雰囲気、それ自体が好きだったからということもありましたが、それ以上に、慣れ親しんだその機体を修理することで、使えるものなら使っていきたいという気持ちが強く働いたからです。

コンパクトなデジカメであり、たくさんのシーンを写してきたカメラです。調子が悪くなったからといって、故植木等氏よろしく「はい、それまでよ〜」とはなかなかいかないものです。まさにこれぞ「愛着」というものでしょうかね。

かくして我が愛機は、無事に修理を終え、元気になって帰ってきました。これからもたくさんの気になる場面をともに追い続け、その愛を更に長く育んでいきたいものです。

こだわりし 人の思いの 美しさ