*[holiday!] 恩師を送る。

世田谷 大場代官所

本日休み。昨晩の疲れを癒すために一日ゆっくりと過ごす。
さて、昨日は豪徳寺への小さな旅の後、母校の近所の居酒屋Tにおいて、大学、大学院時代の恩師を送る会がありました。
70歳で定年の後も、非常勤として5年もの間、出講。後輩達を指導してくれた先生でしたが、本年とうとう非常勤も辞めるという「本当の意味での退職」を迎えたのです。
その日は先生のために約30名程の教え子が結集。懷かしい顔があちらこちらに座っています。先生、私をはじめ、多くの参会者は、席をあちこち移動させながら、思い出話、現在の暮らしぶり等をはじめとした、いわゆる他愛もない話しで大いに盛り上がりました。このまるで学生時代に戻ったかのような雰囲気の中、ひとときの楽しい時間は過ぎ去っていきました。本会を企画してくれた現役院生の皆さん、本当にありがとうございました。

思い起こせば、大学院に進学以来、非常に行動派のこの恩師には、研究とはどんなものか、そして人と人とのつながりの大事さ、そして実地調査の重要さをたたきこまれてきました。私担当の指導教授ではなかった先生ですが、分け隔て無いその人柄に甘え、先生と共に調査に勤しんだ時間はいかばかりのものだったでしょうか。そんな先生も「75か〜」。いつまでも若いつもりの自分も歳をとっているはずです。今後とも学会などでお目に掛かる機会はあると信じての今回の一つの別れ。分かっているのですが何故か寂しい気持ちになります。
とにかく先生には「長い間お疲れ様でした」とともに、「これからも御指導よろしくお願いします」という気持ちでいっぱいであります。これからのご健康を祈りつつ・・・。

学びける 恩に報いて 歩む道