*[日常]さんぽ、お彼岸、墓参り。

本日仕事。
私は、よく昼休みの時間を利用して散歩をしています。元々歴史史跡の点在する私の職場周辺は、歴史好きの私にとっては格好の散歩コースな訳です。かなり楽しめますよ。
さて今日は職場の方に勧められ、これまで歩いた事のない道を歩いてみました。その道沿いには古刹T清寺、N曜寺の二ヶ寺が建っており、またその道に沿って以前には農業用水が流れていたということです。今ではその流れは埋められ、全く残ってはいませんが、周囲の独特の落ち着いた雰囲気とともにその先の商店街の活気だけは今も健在のようです。
また今日はお彼岸中という事もあり、私がT清寺の脇を通った時には、たくさんのお墓参りの老若男女の方々が訪れていらっしゃいました。道すがらこのような光景を見るに、「まだまだ人も捨てたものではない」と、元来悲観的にものを感じがちな私にも、一瞬、希望の光明が差すのですが、考えてみれば、かく言う私が墓参りにいけぬ不幸を犯しているわけですから、話になりません。
虚空を見上げ遠い故郷に手を合わせ墓参りにいけぬ不幸を詫びたいと思います。御先祖様。今日も私は・・・南無南無。

人の世の　輝き見つく　散歩道