*[趣味・娯楽] 四国より愛を込めて(2日目)

もしや城好き!?伊達宗城公

本日も外出中!
さて本日は愛媛シリーズ2日目。
淡々と登城記録をお話ししましょう!


昨日に続き3城目に選んだのは、多くの城マニアをうならせた、あの大天守復元事業を見事やりとげた「平成の大築城」でお馴染み大洲城であります。

天守が注目されがちですが、実は四基の現存櫓が残る知る人ぞ知る名城であります(その他現存建造物アリ!)。この写真は、そのうちの一基「苧綿櫓」です。


清流肱川に面して佇む姿はGood。ぜひ鵜飼を見に再登城したいものです。

大洲城はそれだけではなく、このような無骨な石垣も残っていて見所はかなりのもの!


敷地も発掘調査および石垣の補修等進んでいますので、徐々に城内整備が進むことでしょう。本当に楽しみですね。


また、私も初耳でしたが、当地は「近江聖人 中江藤樹先生」ゆかりの地とのこと。
城内には藤樹先生の銅像も鎮座在しております。あやかりたい・・・。


最後に話題の天守と四櫓のうちの二基を見ていただきましょう!


未来の国宝って感じでしょうか!

大洲城をあとにして次ぎに向かうは独眼竜の息子、伊達秀宗が藩祖である宇和島藩の本拠、宇和島城であります。
そうそうあの現存12天守の一つが残されているお城ですよ。
そういえば・・・宇和島城って天守以外の印象が・・・うすい。

そうこの天守閣です!


小ぶりながら、品のあるこの姿。層塔型天守閣にありがちな、無駄の排除という姿勢が全く見られない。
かえって、つけられるものはつけちゃえ〜って感じのその姿からは、不思議なことに、変な華美さという嫌らしさは感じません。
私もしばらく見つめていましたが、んんっ、いいんですよ。


また、あまりクローズアップされませんが、実は宇和島城の石垣。かなりのものです。
足で確認してきましたから、間違いありません。
その石垣と天守が絡むと実はこんな姿。


いい構図だと思いますが、宇和島城を紹介したモノでもあまり見たことがなかった構図なので、実際に見てちょとびっくり。
このイケメン天守、意外と良いカラダしてたわけです。


天守につけられた伊達家の家紋もしっかり撮影しました!
その後、急ぎ足で宇和島伊達博物館を見たのですが、所詮急ぎ働きの私には通常の見学は不可能。
素晴らしい展示品で再度の来訪を庭先に立つ宗城公に約束。

で、それから予讃線で松山に戻り、最後の1城である道後温泉!じゃなくて湯築城へと移動。
路面電車道後公園駅下車。
次のような光景が広がります。


幟と土塁(写真では古墳のように見えてます)そしてお堀がお出迎え。
中世のお城臭がプンプン。だって国の指定史跡ですから!


外堀の内側には、やはり一乗谷チックな武家屋敷が遺跡発掘の資料に基づき復元(?)されています。ごめんくださ〜い!
中に入ればやはりあの人形達が生活を再現してくれています(これは流行りなんですかねえ?)。
内郭を囲む内堀は日本庭園風に・・・。斜面のごつごつとした石肌は当時のモノのようです。


そんなこんなで、明日の午前中まで使うつもりであった私の使命は2日間で達成!
明日は百名城巡りに縛られない「ブラぷう」でもしてみようかなあ・・・


っておいおい、明日からが本当の使命であることを忘れないようにしなければ!
それでは!ぷうぞうの「松山愛城物語」はここまで!


伊予路より あなたに届け ブラソン