*[日常]書中?お見舞い申し上げます

隅田川 水上バスより

本日仕事。ではありましたが、出張のため、職場は早々に退出。用件が早めに済んだので、現在江戸東京博物館で開催中の「北京故宮 書の名宝展」と「発掘された日本列島2008」を鑑賞して参りました。
「書の名宝展」には、書に関する関心が薄く、普段あまりじっくりとみることはないのですが、勉強のためと思い、いってきました。
大河ドラマ関連の展示のようにはお客さんもきていないだろうと思っていたのですが、どうも書道関係の方々が多数来場されていたようで、思ったより館内は混み合っていました。

私たちは日常的に活字を基準にして「きれいな字」(よみやすい字)というものを設定しているせいでしょうか、書家の方が評価するような個性的な字、たとえば今回、中心的に展示されていた王羲之の字にしても、今ひとつその良さというのは正直いってわかりませんでした。
かえって字の造形としてのおもしろさということであれば、篆書くらい図形化しているもののほうが、こちらとしては「おもしろい」と思ってしまうわけです。
どうやら、見学されている方は、篆書の書体は書体として認めているものの、これを書の王道として認めているようなことはなさそうでしたが。

「発掘された日本列島」では、主に、地域展示として出されていた「発掘された近世都市江戸の誕生」をじっくりと観てきました。
遺跡から発掘された、江戸城に関係するものを中心とする興味深い遺物がたくさん展示されており、たいへん楽しめました。

そんなこんなで江戸博をぐるぐる回った後、外に出てみたら、本当にうだるような暑さっ
どうにかならないですかね、この東京の暑さは。。。

ということでさっさと帰宅。
落ち着いたところでテレビをみてみたら、我が故郷、M県の代表であるM商業が、見事44年ぶりの甲子園での勝利をあげていました。
私の印象としては、M商業は女学生が大半を占めており、野球もさほど強くない高校というイメージでしたが、今回は好投手を擁し、打撃も好調なチームのようです。
今日は城北、次は鹿児島実業と、例年とは違って隣県対戦が続きますが、ひさびさの甲子園、悔いの無いよう選手達には闘ってもらいたいものですね。

それにしてもこんな暑い中、球児のみなさん、そして応援スタンドのみなさん、おつかれさまです。


白球の ゆくえにしばし 暑を忘れ