*[holiday!] 梅雨近し・・・。

金沢 寺島蔵人邸庭

じめじめ・しとしと。ほんに暑うございます。

本日定休日。実は久々に連休をいただき、今日はその3連休の中日であります。

さて、つい先ほどのことです。
私が昼食を買いに出たその帰り、1階が駐車場になっているとある宗教施設の前を通り過ぎる途中、おばさま達3人がその駐車場で、上のほうを見上げて楽しそうに話していらっしゃいました。
何だろうと思いふとおばさまの視線をたどり見上げてみると、コンクリート打ちっ放しの壁にかけられたツバメの巣があり、そこから親鳥と見まごうばかりの大きさに成長したひな鳥5羽が、元気に口を開け、えさをせがむ姿が見えました。おばさま達も「もう巣からはみ出そうになってるわよ。でも可愛いわねぇ〜」と話されておりました通り、結構な大きさのひな鳥?でしたから、きっともう数日中に巣立ちを迎えるのでしょう。
そういえば、私の勤め先の近所にある交番にも「ツバメたちは元気に巣立ちました!」との貼り紙がしてあったっけなあ〜。まあそういう季節な訳です。
これから人間とってはうっとうしい梅雨を迎えますが、彼らひな鳥はその合間を縫って巣立ち、飛行訓練をはじめることでしょう。彼らのがんばりを見れば私も「梅雨だ、面倒くさいなあ〜」とばかり言わず、外出も気が乗らないようなうっとうしい時期には、飛行訓練よろしく、自分の研究を深めてゆくための地道な活動に勤めてゆきたいものだと思っております。
うっとうしい!けど我々の生活には欠くことのできない「梅雨」。この時期をどう過ごすかということ。実は意外と人生を深める上で重要なテーマなのかも知れません。ということで私めは、在家研究者流の「雨安居」とでも洒落こみましょうかね。


梅雨近し 籠もりて何を するものぞ