*[日常] 帰って参りました!

S場山の狸

わたくし昨日、研究報告を終え無事K県(本ブログの内容を見て頂ければ何処かなどすぐに分かる話ではありますが・・・。あえて書きません)より帰って参りました。ホント疲れました〜。
K県は所属研究機関の調査でたまに訪れる地であることもあり(中心部には大好きな名城もあり、とてもすばらしい街です。)、ほとんど不便や不自由などは感じる事はありませんでした。
もともとここぞという場面に対し強く緊張を感じがちな私にとっては、いつも泊まっているホテルという、旅枕を意識する事もない条件、なればこそ寝付けない等の障害が起こらないわけで、非常にラッキー報告地だったといえます。
ところで私の報告はといえば・・・やってきました・・・。という程度のものでしょうか。生きて帰ってこれました!自分では良いも悪いもハッキリ言って分かりません。ただマイナス思考の私にとしては、悪い部分に関しては心当たりもあります。
ということで、今は大仕事を終えたという開放感の方を楽しみたいと思っております。

さて在K中、報告の緊張感を和らげるために私は、空き時間を利用し、お城まわりなどを探検しておりました。
その中でも有名な長い壁から川沿いに行けるところまで行ってみようと歩いていた日の事です。
結構な距離を歩いたのですが、中々石垣を越えて上がれる出口にはたどり着けません。当然人気など全くなし。もしや来てはならない場所か!それならまた、これまで歩いた長い距離、戻らなきゃ行けないのか!などと不安も生じましたが、以前から、城から離れているがきっと出入り口に違いないと目をつけていた「橋のたもと」に至り、無事脱出を果たす事が出来ました。緊張感からの解放!その時側にあったのが今回ブログに張ったこのオブジェ。見る人が見たら場所はすぐ特定できますねえ。
えぇ、そうです。あの有名な童謡「あんた方どこさ。●●さ。●●どこさ〜〜」ゆかりの地S場橋であります。

街は夕暮れ時、市電の駅の脇に立つこの気の抜けた狸の置物を眺めながら童謡を口ずさむ。この小さな迷子に後戻りできない何かを教えられたような気がします。
 夕暮れに 拾いものする 迷子道