*[holiday!] こんなとこ廻ってきました!

豆田町廣瀬(本家)資料館

本日定休日。疲れも回復基調で明日の仕事にも差障はなさそうです。

本日はこの一週間の旅の内、プライベート活動で回った旅先の事柄の一端をご報告させていただきます!
という訳で・・・地名等オープンにして書かせていただきます。
先ず本日は大分県日田市豆田の巻。

日田市(ひたし)は大分県北西部に位置し、周囲を山々に囲まれた典型的な盆地のまちです。たくさんの河川が流れこんだその土地柄から「水郷ひた」などともいわれています。
私が宿泊したホテルからは日田市を代表する河川、三隈川が展望できるのですが、朝方には辺り一面ひじょうに深い霧が覆っており、大変幻想的な雰囲気を醸し出していました。

またこの日田、江戸時代には西国郡代も置かれ、西国にある幕府領よりその富が集積したことから、多くの豪商を育て、またそこにはある種独特の町人文化を形成させました。そんなことからも経済的、文化的にも当時は大いに繁栄を見せていた街だったようです(現在は・・・ちょっと寂しい状況も・・・)。

さて私は自由行動初日、後輩のTくんと共に日田市豆田町界隈を見学しました。豆田町は2004年、文化庁より重要伝統的建造物群保存地区に指定された、いわゆる江戸時代の町人地の面影を残す街です。非常に目を惹くすばらしい建築も多い反面、近年の重要伝統的建造物群保存地区にありがちな、最近建てた江戸風の○○というものも少なくありませんでした。残念です!
とはいうものの私はこの豆田町にてたくさんのすばらしい拾いモノをしました!それはこの町の人たちの大変なつっこい親切さです。それも一人や二人の人からではありません。詳細はあえて書きませんが、大変感動する交流が幾つもできました。こんな人柄は、きっとまち全体がそんな雰囲気に包まれていることから生まれているのでしょう。まちの姿だけではなくそこに住む人の心が文化財クラスだと思うのですが・・・それは指定の要素にはきっとなっていないでしょうねぇ。

だからこそ、観光を重視した街の景観整備を急ぐよりも、その街を愛する人々がもっと様々なかたちで来訪者とかかわるような「豆田」づくりを来訪者の一人としては進めていってほしいと思った訳です。これがぜったい「豆田の売り」です!
まあ、あれこれ言うのはさておき、この町、またゆっくりと訪れてみたいものです。

見た目より そこに住む人 それ宝
したくとも 人の心はつくられず