本日仕事。
午前中は調べもののためT台の図書館に行き、資料をコピー。何とも奥深い古典・・・。

また今日は我が職場のトップが変更したことにともなって、新・旧のトップの歓送迎会がIにて執り行われました。
1次会はある種のありきたりな式次第による会という体裁をとりながらも、儀礼的なものはすべて前半で終わらせた甲斐もあり、ひじょうに会話が弾み思いのほか楽しいものとなりました。
続いて2次会に行くというので一部の方々は帰宅。では私も!と駅に向かおうとすると係長に手招きされ、2次会に行くことに。
お偉いさんに一般職。本来私のいる場所ではないのですが、本音と建て前が交錯するこの世界を象徴する、何とも薄気味悪い雰囲気を味わいながら会話を続けていました。時間も経過し、終電近いので「それでは」と終会が告げられた直後、まさに帰り際と言っていいその時、他課の年配の女性職員の一人が突然私に声をかけ「居心地が良いからとここに何時までもいないで、別の職を探した方がよいですよ」と発言をされたのです。
えっ?どういう風にとって良いのかわからぬその言葉に「大きなお世話です!!!」という言葉こそは口に出しませんでしたが、怒りの感情は確実にありました。未だに専門職に対する無理解は存在するのでしょう。
さて、このような大きなお世話の発言に、その晩の帰途は手持ちの傘で地面を必要以上にこつこつと突きつつ、役人的な価値観で特殊な存在を認めたがらない人々の無知、無理解をただ哀れむのでした。とにかく「臥薪嘗胆」今に見ていろ。

人の知を 解せぬものは ただの木偶