本日も仕事。
さて、じめじめとしたこの梅雨。最近私の興味関心の中で判子(ハンコ)がクローズアップしてきています。職場との関わりの中ではもちろん、元々印鑑というモノ(材質、造形)、習慣、意味・価値(効力、捺印によって得られる効果)といったことにたいへん興味がありました。純白の空間に記された黒い文字、そしてその中に存在感をもって据えられた朱色のワンポイント。ひじょうに美しいもんですよねえ。かく言う私もしっかりと「3本揃い」(実印・銀行印・認印)で持っております。
ところで、近年のPCの普及もあってその将来が危ぶまれていた判子くんでしたが、消え去ってしまう心配はいらないようです。当初導入が試みられていた電子決済も思いのほか普及しておらず、公においては未だ判子くんの存在の重要性はかわっていません。これからも役所を代表とした公共機関ではその効力を発揮し続けていくことでしょう。そんな力をだしてくれる判子くん。かれの保管には十分気を付けたいものです!

見えざりし 力しめすや 赤き影