会津若松にいってきました!

本日休み。秋晴れのすばらしい天気に、たまっていた洗濯物を一気に片付けて、すっきりしました。


さて、職場のイベントも無事におわり、先週末より4連休がとれましたので、会津若松にまで行って参りました。
今回は新幹線→JRではなく、東武特急スペーシアきぬで鬼怒川温泉までいき、そこから会津鉄道の快速AIZUマウントエクスプレスにのって芦ノ牧温泉まで行き、そこで一泊し、翌日に会津若松に向かうというルート。
この行き方だと、時間はかかるのですが、運賃もかなり安くすみますし、それぞれ特徴のある電車なので道中も楽しめます。
お昼に浅草を出て、夕方には温泉に到着できるので、オススメです。


特に、行くまで知らなかったのですが、会津鉄道がとても魅力的な路線だったのが大収穫。
湯野上温泉駅の萱葺駅舎や、芦ノ牧温泉駅のねこ駅長「ばす」など、個性的な駅があります。
ねこ駅長といえば和歌山電鉄のスーパー駅長「たま」が有名ですが、こんなところに2匹目のねこ駅長がいたとは!


今回は残念ながら「ご本人」にはお会いできなかったのですが(けっこうご高齢のご様子・・・)、駅舎に流れる印象的な「ばすのウタ」と駅長のお写真を堪能して参りました。

ちなみに「ばす」は名誉駅長なのだとか。
こういう試み、行政もそろそろ取り組んでみるといいんじゃないですかねえ。
「ねこ市長」とか「ねこ部長」とか「ねこ館長」なんてのも、イメージアップにつながりそう。
ネコ好きの私が、しっかりと飼い慣らしてあげましょうぞ。


さて、初日は温泉にゆっくりとつかって疲れを癒すことに専念し、翌日から行動開始。
まず、再び会津鉄道にのって会津若松へ。
乗ったのは「会津鉄道ロッコ会津浪漫宙号」。
これまた情緒ある車両で、30分ほどの乗車でしたが大変たのしめました。

会津若松でレンタカーを借りて、まずは大内宿へ。
方向的にはまた戻る感じになるのですが、車じゃないとアクセスが不便なんですよね。
限られた時間内で効率的な移動を考えたらこれがベストでした。


大内宿ははじめての訪問だったのですが、萱葺の集落がある宿場町の風景は一見の価値ありです。
天気にも恵まれ、シャッターを押す回数も自然と増えます。

つづいて会津武家屋敷に、久しぶりに向かいました。
相変わらず復元建造物とはいえ家老屋敷は立派なもの。
ちょっとした大名の御殿レベルです。

その後で初代の保科正之以外の歴代藩主を祀る院内御廟(会津松平家墓所)を訪問しました。
こちらは神式の墓所で、大変珍しいものです。亀趺の巨大なこと!天下の名宰相、保科正之の興した、さすがは会津中将家!

そして会津藩校「日新館」に。当時の大規模な藩校を復元したもので、なかなかの見応えがあります。
その後、日新館で学んだ生徒たちの多くが散った戊辰戦争の戦跡である飯盛山に登り、お参りしてきました。
目の前に鶴ヶ城ほか市内を一望することができ、白虎隊の若者たちもここから国を見下ろしていたことを思うと、感慨深いものがあります。

2日目はここまでにし、駅前のビジネスホテルに宿泊。
翌日は再び電車での移動。
まずは阿弥陀寺へ。
鶴ヶ城の本丸前にあった御三階を移築して仏堂にしたものです。

そして、今回の旅の最大の目的である、赤瓦を葺いた鶴ヶ城を、旅の最後に訪問してきました。
鶴ヶ城への登城は3回目ですが、赤瓦に葺きなおされてからは初めて。
数年来おとずれたいと思っていたのですが、ようやく行くことができました。
この日も天候に恵まれていたので、写真を撮りまくってきました!

帰りも会津鉄道東武鉄道を乗り継いで帰ってきました。
ちなみに来年の大河ドラマの主人公をゆるキャラにした「八重たん」にも駅で偶然遭遇しました!がんばってねぇ!!


大河の舞台になっているからなのか、会津若松を訪れていた人も多く、その結果、帰りの電車も結構な混雑。
ちょっと疲れましたが、日頃の疲れを癒すことのできた、いい旅でした。


また行ってみたいですね!




秋空の 高さもはえる 列車旅