あしは命!

本日休み。今日は少し暑さもやわらいでいますね。


オリンピックも中盤をこえて、日本選手団の趨勢もだいたいみえてきたような感じがします。
期待されていた人が実力を発揮できないケースもあれば、おもいもよらなかった実力者が好成績を残したりと、まさに4年に1度の祭典ならではというシーンにあふれています。
そのような中、金メダルがほぼ確実視されていた体操の内村選手が、期待通りの金メダルをとってくれました。
団体予選での鉄棒落下や、団体決勝の最後、あん馬でのらしくないミスにひやひやさせられましたが、肝心の男子総合個人では見事な演技を見せてくれました。
特にあの、ぴたっととまる着地。類い希な動体視力と強靱な足腰とがそろっているからこそなせる技です。
さすがは「出来杉くん」です!

そう、内村選手といえばトヨタのCM「Re:born」シリーズのドラえもん編で、勉強も運動もできる出来杉くんとして登場しています。
あのCMは、車離れしているといわれる若い人たちに、クルマの楽しさをもう一度おもいだしてもらおう、クルマでできることを実感してもらおうという意図で制作されているのだと思います。


たしかに東京に住んでいると、クルマがなくてもたいていのところにはいくことができますし、それほどの不便は感じません。
むしろ維持費や、出先での駐車場のことを考えると、むしろ電車で移動した方が楽だと感じることも少なくありません。
しかし地方では、クルマは必需品。
電車を中心とする公共交通機関が不十分な地方では、好むと好まざるとに関わらず、クルマがなければ日常の生活が著しく困難になってしまいます。
そのため若い人たちは、免許が取れる年齢になるとなるべくはやく免許を取ろうとしますし、中古車市場も充実しているのでよくクルマも売れているように思います。
その結果、多くの人たちがクルマで移動するようになり、電車には滅多なことでは乗らず、在来線が次々と廃線になっていく、そんな現象があちこちでみられます。


そのような中、熊本県八代市と鹿児島県川内市(現 薩摩川内市)を結ぶかつての肥薩線は、現在「肥薩おれんじ鉄道」として今もがんばって運行を続けています。
その肥薩おれんじ鉄道に、オリジナルキャラクターの「おれんじーず」と、そして我らが「くまモン」とがラッピングされた特別列車が、現在運行しているとのこと。


詳細はコチラをごらんください。
またラッピング電車の様子についてはくまモンブログをどうぞ。


ううう、乗りたいっっっっ!
いいなあ熊本。いきたいなあ。清正展もあるしなあ。


それにしてもこういう地方のローカル鉄道のがんばりは、くまモンがらみでなくても応援したくなりますね。
車中心の社会になっているとはいえ、やはり公共交通は地域の足。
クルマに乗ることの出来ない人たちもたくさんいることを考えると、いろいろと大変だとは思いますが、なんとか維持していってもらいたいものです。
地域から電車がなくなると、とたんに寂しくなってしまいますしね。


何はともあれ、おれんじ鉄道もくまモンもがんばれー
そして若者はクルマにのろー(笑)


人々の 暮らし支える みちまもり