日食撮影!

本日休み。そう、幸いなことに本日は仕事が休みだったのです!
おかげで世紀の天体イベント、金環日食をじっくりと堪能することができました。


とはいえ事前に日食メガネは購入していたものの、力を入れて観察するという気持ちはそもそもなく、ちょっとでも見られればいいなと思っていたくらいでした。
でも、ちょっと調べてみたところ、どうやら日食メガネをレンズの前にかざすだけでも撮影できるとわかり、であればちゃんと撮影してみようと朝からはりきっていたわけです。


心配されていたのはお天気でしたが、雲こそ多いものの、多少の晴れ間もみられるまずまずの空模様。
期待は高まります。


自宅のベランダに出ていまかいまかと待っていたところ、雲の向こうに太陽の気配!


カメラの位置取りを確認し、日食メガネをかざしつつ液晶画面をみていたところ、しっかりと欠けはじめた太陽の姿がうつっているではありませんか!


しかも雲がでていたことが幸いして、雲自体がちょうどいい自然のフィルターになって、メガネなしでも日食を確認できたので、こちらもいそいで撮影。

おおっ、まさに金環日食
みごとなリングが中空に浮かんでおります!


やがてリングの左下から途切れはじめ、月の影から太陽が徐々に顔を出し始めます。




あともう少しで終わっちゃう・・・


午前9時8分、まあるい太陽が、強烈な光冠と共に再び姿をあらわしました!


ずいぶん前から騷いでいましたが、それだけの価値のある体験でした。
雲がああいう形で出てくれたことで、かえって自然の風景のなかにリングが浮かぶ様子も撮影することができ、大満足です。

まさに早起きは三文の得!でした。


なお、6月6日の7時10分頃から14時前にかけては地球と太陽の間に金星が入る「金星の太陽面通過」が起こるのだそうです。
日食専用グラスを使って見ると、金星が太陽の表面を左から右に通過する小さな黒点のように見えるのだとか。
これもまた、撮影しなければ!


滅多に体験できない天体ショーに感謝!





世の人を 上向きにする 塔と星
大空を 皆で見つめる 幸深し
世の闇を 照らすが如き 金環日