黄金週間の一日

本日休み。今日から5月です。
ついこの間、年度納めをしたような気がしていましたが、もう一ヶ月も経ったのですね。
時間が過ぎるのは早いものです。


さて、本日は午前中から埼玉県のほうに足を伸ばしてきました。
目的は埼玉県立歴史と民俗の博物館で開催中の特別展、「大名と藩 天下太平の立役者たち」を観にいくこと。

埼京線東武野田線と乗り継いで、最寄り駅の大宮公園駅についたのはちょうどお昼過ぎ。
駅前でお昼を食べて、さあいこうと外に出てみたところ、ぱらぱらと雨が。
でも歩いて5分ほどの距離なので、急ぎ足で向かいました。


今回の展示は、北武蔵の地におかれていた川越・忍・岩槻・岡部・久喜の五つの藩と、そこに入封した大名たちに着目したもので、江戸幕府を代表する有名な幕閣の手紙から、小馬印に至るまで、数多くの品々の展示がなされております。
貴重な道具類や古文書に目をひかれながら、じっくりと堪能してまいりました。


そしてうれしかったのは、最近とくに気になっている当世具足の展示が充実していたこと。
順路の最後のほうにまとめて展示されていました。
先日、「板橋」でも当世具足に焦点を当てた展示を見てきましたが、関心を持って見続けていくと、いろいろな発見があっていいですね。


また図録も、700円とは思えないほどに充実しています。
会期は5月7日までと短いのですが、行かれる方はぜひ、ご購入をお勧めします。


今回は、自分自身で興味を持っている事柄についての史料を多く拝見することが叶い、会期ぎりぎりでしたが、本展を見ることができたのはラッキーでした。
アンテナをはっておかなくてはいけませんね。
図録が充実していることは先に触れたばかりですが、やはり実際に目にするのがいちばんですから。


故人曰く「百聞は一見にしかず」!




国々に 泰平招き 名を残し