*[想い] Boom!・Boom!

くまモンの旗の下に

本日休み。外は昨日来の強風がおさまらず。せっかくの日差しが・・・活用できません。
部屋の中で「くまモン体操」でもおどるしか・・・。


さて昨日のことですが、1つ素晴らしいニュースが飛び込んできました。

あの幻の九州新幹線全線開業記念「JR九州/祝!九州キャンペーン」CMが、なんとあの権威ある「カンヌ国際広告祭」のアウトドア部門で金賞、メディア部門で銀賞を受賞したとのことです!
おめでとうございます!!東京在住の、いち宮崎県民としても何ともうれしい限りです。


私があのCMを初めて見たときに感じたのは、CM自体、実際にはかなり作り込んだものであるのでしょうが、全体の基調といえる九州新幹線を迎え入れた「沿線住民の歓喜」が、沿線に立つたくさんの人々の個性的な応援の様子とも相俟ってとても自然に表現されているなということでした。

そしてそれは、私の中にもあった「新幹線を九州へ」という多くの「九州人」共通の思いが実現したことへの素直な喜び、きたる未来へ対する希望を思い描くさまのようにも見え、大げさかもしれませんが、心の底が揺り動かされるような感動がありましました(実際に視聴後、まんまと私は新大阪から九州新幹線に乗り熊本へいったわけです)。

新幹線開通は長年の九州の悲願であっただけに、今回のCMは、奇しくもその願いの実現に対する九州人の素直な歓喜の様を上手く閉じ込めることに成功したドキュメンタリー作品であったように思われます。


映像のバックで流れる、マイア・ヒラサワの書いたCMソング「Boom!」もとても素晴らしく、ホームをゆっくりと離れて走り出す、まさにあの新幹線の頼もしい走りを表現しているかのようなリズムとテンポは、映像にさらなるいのちの鼓動を吹き込んでいるかのようです。

そうそう。新幹線の開通で九州の東側は「おいてけぼり」な感はぬぐえませんが、その気持ちは早々に割り切りが必要かと思われます。
まずは福岡、熊本、鹿児島という、九州の大都市を抱える県にがんばってもらわなければ、宮崎もなかなかやっていけないでしょう。
宮崎県にはむしろ彼らの作る新しい波にのるぐらいのしたたかさをもってほしいものです(波乗りは得意なはずです!?)。

新幹線開通を九州全県、官民一体となって九州を盛り上げる活動を進めていくきっかけに、また今回のめでたいカンヌでの受賞が、「九州共栄」の象徴として語り継がれるようになると良いのですが・・・。


最後に私的には「くまモン」のさらなる活躍に期待をしつつ・・・「体操」しときます。


こころざし 高き思いに 道はでき