今から夏を思いやる。

あの橋の向こうには

本日休み。
九州南部地方はすでに梅雨入り。東京でも梅雨を前にしたお天気模様が続いております。


さて、本日久々の映画鑑賞。しかもほぼ単館上映というようなマニアックな映画を・・・。
私の好みをご存じの方なら良くおわかりでしょうが、「あちら系」の映画です。
まあはっきりいって「パイレーツ・オブ・○○」や「踊る!○○」、「相棒(全部いってる)」などといった痛快なものではありませんでしたので、帰り道は渋谷のホテル街の間の道を、かなり「どよ〜ん」と沈んだ心持ちで歩いておりました。


そうしているうちに渋谷駅に到着。3月11日、渋谷駅のあのすさまじい光景が目に浮かんできます。
あれから2ヶ月以上がたちますが、渋谷駅はそのようなことはすでに過去のことであるかのように多くの人々の喧騒の中でたたずんでいます。


ひとり道を歩いていると気にもならない夏の電力事情が、人混みの中にいると何故か気になります。
山手線の電車の窓が最近当たり前のように開けられているのを見ると夏が思いやられます。
今現在多くの方がご苦労されていることは理解しつつも、身勝手な自我は、私に、来る夏を思いやらせます。


夏が来る前になんとかせねば・・・。今年の夏が何故か不思議に楽しみです。



来る夏を 思いやる世の 気忙しさ